体のサインを読み解く:親身な整体師の視点から

こんにちは。
健康塾ホリスティックヘルスラボナビゲーターの岡田です。

今回は、番外編ということで、日々の施術を通して感じていること、患者さんとの心と体に寄り添うことについて、親身な整体師の視点からお話ししていきたいと思います。

 

 

整体とは?体は嘘をつかない

皆さんは整体というとどんなイメージをお持ちですか?体の歪みを治す、肩こりや腰痛を楽にする、そういったイメージが一般的かもしれません。もちろんそれも整体の重要な役割のひとつです。

 

しかし、私が整体の道に進んでから強く意識することがあります。それは、「体は嘘はつかない」ということ。

 

私は整体師として、言葉による問診だけではなく、東洋医学で言う望診という考え方を意識しながら、五感を研ぎ澄ませて、クライアントさんと向き合っています。顔色や姿勢、呼吸の様子、皮膚の質感、それらすべてが私たちに語りかけてくる情報なのです。

 

「今日は少し顔色が優れないなぁ」「いつもより姿勢が丸まっているな」「呼吸が浅いかな」

 

そういった細かなサインから、その方の状態を推し量ります。まるで名探偵コナンの気分で、クライアントさんの体のサインを読み解いていくのです。

 

 

なぜそこまで深く観察するか?体は正直だから

なぜそこまで深く観察するか?それは体が正直だからです。言葉ではうまく説明できない感情や、隠された苦しみ、未消化のトラウマ、そういったものが体の様々な歪みや緊張として現れるからです。肩の凝り方一つとっても、その人の生き様が見えてくるような感じです。

 

「肩甲骨がガチガチに固まっているな。きっと仕事で相当なストレスを抱えているんだろうな」「骨盤が歪んでいるな。過去の出産や育児で無理な姿勢を続けてきたのかもしれない」「呼吸が浅い。常に何かに追われているような、そんな緊張した毎日を送っているかもしれない」

 

体のサインは、その人の生活や感情、思考までも映し出す鏡なのです。

 

 

誠実な医療アプローチ:触れる心、伝わる想い

そしてもう一つ、施術を通して強く感じるのは、真の医療には人間愛が必要だということ。

 

私は常々クライアントさんの体に触れるとき、その方の心にそっと触れるような気持ちで施術を行っています。少しでも楽になってほしい、少しでも笑顔になってほしい、少しでも前向きな気持ちになってほしい…そんな願いを込めて施術に挑むのです。

 

そして施術後、「体が軽くなった」「呼吸が楽になった」「気持ちが明るくなった」そんな言葉をいただけると本当に嬉しい。そして同時に身が引き締まる思いがするのです。なぜなら私たちの状態はクライアントさんに筒抜けだから。

 

「先生はいつも元気で明るいから私も元気をもらえるわ」「先生に施術をしてもらうと心が軽くなるのよね」

 

そんな言葉をいただくと身が引き締まる思いがします。クライアントさんの心身をケアするためには、まず私たち自身が心身ともに健康でなければならない。すべてお見通しなのです。

 

「先生、今日は少し疲れてるんじゃないですか?何かあったんですか?」

 

クライアントさんは、私たちの心の状態や体調を敏感に感じております。プロとして常に自己管理を徹底し、ベストな状態でクライアントさんと向き合うことが大切なのです。

 

 

ホリスティックな視点:体と心のつながりを見つめて

体と心のつながりを見つめるホリスティックな視点についてお話ししました。親身な整体師は、言葉にできない心の声に耳をすませ、その奥にある真実を見つける存在。だからこそ常に自己を律し、クライアントさんの心身を癒す光となれるように精進していきたいと思っています。

 

今日は番外編として普段感じていることをお話ししました。ご視聴ありがとうございました。

 

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皆様の健康な毎日を応援しています。
ナビゲーター岡田でした。