執筆者 kenkojk | 6月 23, 2025 | ホリスティック医学
今ここにある“わたし”を信じる 疑いからはじまる「わたし」との距離 私たちは、いつから“今ここにいる自分”を疑うようになったのでしょうか。 「これで合っているのかな」 「もっと別の道があったんじゃないか」 「本当の私は、まだ見つかっていないかもしれない」 そんなふうに、“いまの私”を信じ切れない感覚を、誰もがどこかで抱えたことがあると思います。 ホリスティックヘルスの視点では、私たちの健康や幸福は、「いま、この瞬間の自己との関係性」に深く関係しています。...
執筆者 kenkojk | 6月 21, 2025 | ホリスティック医学
“感じる力”が人生を変える みなさんは最近、「何かを感じる」時間を持っていますか? 嬉しい、悲しい、美しい、優しい、寂しい、あたたかい…… そういった感情や感覚に、どれだけ気づいているでしょうか。 でも忙しい日々の中では、感じるよりも「こなすこと」が優先されがちです。 タスクをこなす、人間関係に対応する、情報の波に乗る……。 そんな日常で、私たちの感性はいつのまにか奥へと押しやられてしまうのです。 感性は“生命のセンサー”...
執筆者 kenkojk | 6月 20, 2025 | ホリスティック医学
感性のチューニングを取り戻す習慣 感性は、日々の刺激に応えるアンテナ 私たちは、日々の暮らしの中でたくさんの刺激を受け取っています。 音、光、言葉、表情、匂い、そして人間関係。 そのすべてに、私たちの「感性」は反応しています。 でも、忙しさや情報の多さに押し流されていると、 その感性はだんだんと“鈍く”なっていくものです。 ホリスティックヘルスの視点では、 感性とは、体・心・魂のすべてをつなぐ“感覚のアンテナ”。 このアンテナがチューニングされているとき、...
執筆者 kenkojk | 6月 19, 2025 | ホリスティック医学
外の情報ではなく、内なる声に耳を澄ます 私たちは日々、多くの情報に囲まれながら暮らしています。 誰かのアドバイス、SNSの投稿、ニュース、専門家の見解―― あらゆる答えが外側にあるように見えてしまう時代。 けれどホリスティックヘルスの視点では、本当に必要な答えはすでに“自分の内側”にあると考えます。 「もう一人の賢明な自分」の声を聴く 「内なる叡智」とは、これまでの体験のなかで蓄積され、 思考や感情の奥深くに静かに宿っている“もう一人の賢明な自分”の声です。...
執筆者 kenkojk | 6月 18, 2025 | ホリスティック医学
外から定義された自分を超えて 「自分を理解する」という言葉は、耳にする機会が多いかもしれません。 けれど、日常の中で「本当に自分を理解している」と感じられる瞬間は、案外少ないものです。 私たちは、他人の視線や社会の中の役割、得意・不得意、性格などをもとに「自分」を定義しがちです。 けれどホリスティックヘルスの視点では、自己理解とはもっと深くて静かなもの。 「肩書き」や「能力」ではない、“ありのままの自分”とのつながりを回復していくプロセスなのです。 ...