魂の居場所としての自己理解

魂の居場所としての自己理解

   外から定義された自分を超えて 「自分を理解する」という言葉は、耳にする機会が多いかもしれません。 けれど、日常の中で「本当に自分を理解している」と感じられる瞬間は、案外少ないものです。 私たちは、他人の視線や社会の中の役割、得意・不得意、性格などをもとに「自分」を定義しがちです。 けれどホリスティックヘルスの視点では、自己理解とはもっと深くて静かなもの。 「肩書き」や「能力」ではない、“ありのままの自分”とのつながりを回復していくプロセスなのです。  ...
心のパターンを優しくほどく

心のパターンを優しくほどく

   心のパターンを優しくほどく 心のパターンとは何か 今日のテーマは、「心のパターンを優しくほどく」。    私たちの心は日々たくさんのことを感じ、思い、反応しながら生きています。 でも、ふと気づくと「また同じような思い方をしているな」「この考え方、前にもあったな」と感じることはありませんか? それは、心にも「パターン」があるということ。 このパターンは、ある意味で“慣れ親しんだ道”のようなものです。...
体の声を聴くという習慣

体の声を聴くという習慣

  体の声を聴くという習慣:わたしと深くつながるための第一歩 今日は、ホリスティックヘルスの基本中の基本とも言えるテーマをお届けします。それは、「体の声を聴くという習慣」について。 これはとても大切な感覚ですが、実は現代を生きる多くの人が、一番後回しにしてしまいやすいテーマでもあるのです。   感じることが、置き去りになっていない? 現代社会では、考えること・判断すること・予定をこなすことなど、「頭を使うこと」に膨大なエネルギーを費やしています。...
わたしの中のエネルギーを感じる

わたしの中のエネルギーを感じる

  エネルギーという感覚を見直す からだ・こころ・霊性をつなぐ“いのちの川”として ホリスティックヘルスでは、からだ・こころ・霊性のつながりを大切にしています。 その中心にあるのが、「エネルギー」という感覚です。 「エネルギー」と聞くと、スピリチュアルな特別な力を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、実はとても身近な存在です。 たとえば、朝起きたときに「今日はなんだか調子がいい」と感じるとき。 誰かと会ったあとに「なぜか疲れた」と思うとき。 自然の中で身体の奥がゆるむように感じるとき。...
全体性の視点を暮らしに持ち込む

全体性の視点を暮らしに持ち込む

全体性の視点を暮らしに持ち込む 前回までの配信では、“私という小宇宙”に目を向けることの大切さや、体・心・霊性がそれぞれに響き合いながらひとつの存在として生きているということ。そして、その調和こそが本当の健やかさの土台である、ということをお伝えしてきました。 今回はその延長線上として、その全体性の視点を日々の暮らしの中にどう根づかせていけるのか?というところを、一緒に探っていきたいと思います。 「全体性」という感覚は、実は誰もが求めているもの...